みんな大好き おっぱいの話
産院にいらした義父の第一声が
「母乳は出ているか」
で、わ〜ネットで見たことあるクソ台詞ゥ〜! と思いながらも冷静に
「出てますね」
と応えた高齢出産嫁です。
出産を控えた奥様がいらっしゃる旦那様。
母乳の話は地雷です。下手すると死ぬまで引きずりますし下手せずとも死ぬまで引きずりますので、親御さんがお見舞いにいらっしゃる際には先に
「おっぱいに関する話はセクハラである」
という旨を言い含めておいていただけると幸いです。
出産すると急におっぱいが母乳工場の扱いになるため、未出産女性に言わないような台詞を言うようになりがちですが、おっぱいはおっぱいです。
形が変わり色が変わり、しかしそれでもおっぱいなのです。
なぜ唐突にそんな話を始めたかと言いますと、本日が娘の2歳の歯科検診だったからです。
歯科検診とおっぱいと何のつながりが、とお思いの方。繋がるのです。
虫歯の原因は口の中が酸性になって歯が溶ける事です。
食べ物を食べた直後から口の中が酸性になり、ある程度の時間を経て中和されていきます。
ダラダラと口に物を運んでいると中和が間に合わず、常に酸性の状態になってしまう。
そうすると歯が溶け続けるわけですから、虫歯になるんですね。
何かといえば「おっぱい〜おっぱい〜」と抱きついてきてドリンクバー状態の娘。
虫歯リスク高めです。
はい、まだ授乳してます
2歳ともなれば大体の子が断乳、卒乳しています。
お母さんが働くとなれば授乳できないですし、何なら自分から母乳を拒否して離乳食をもりもり食べる素晴らしいお子さんもたくさんいらっしゃいます。
羨ましい。
うちは、息子も2歳半まで母乳を飲んでました。
よし今日から卒乳チャレンジだ! と決めて、授乳せずに寝つかせる事に成功。
したらば真夜中に「お腹が空いた」と言って泣きながら起き、うどんを食べさせたら落ち着いてまた眠り、翌日から卒乳完了でした。
娘は現在ジャスト2歳。あと半年の猶予があります(兄と照らし合わせれば)。
しかしながら、上の子がいると上の子の食べている物を欲しがるのが下の子。
どうしても甘い物の解禁が早めになりがちです。
飴とかクッキーとか、上の子にはあげていなかったものも食べちゃってます。
そう、虫歯リスク高めです。
その上でこまめに授乳されているのだから、さらに倍です。
言われるだろうなと思ってはいましたが、案の定歯科検診で言われてしまった
「そろそろ卒業した方がいいかもね〜」
というお言葉。
そりゃそうですよねー! 私も早くお酒飲みたいですし、夏のハイボールが駄目だったので冬の熱燗は間に合うと嬉しいですしー!(自己都合)
娘は知らん顔してましたが。
2歳、おっぱいの話に敏感です。
卒業しなきゃいけないのは自分でも解ってるっぽいんですよね。
最近は授乳時にキラキラした目で見ながら「おおきいね〜」と言い、顔をうずめて「ふわふわ〜」と言ってから飲み始めます。
褒めても母乳しか出ませんよ。
って、母乳が出ればそれでいいのか。
卒乳できなくて悩む方へ
おっぱいには愛と希望が詰まっているので、卒業し辛いのは当たり前です。
声高に「いつまででも好きなだけ飲ませていいじゃない!」と叫ぶ必要はないですが、「やめさせられない、どうしよう!」と悩む必要もないと思います。
いつかは飲まなくなるんだから、長い人生の数年間おっぱいくわえててもいいじゃないですか。
ぐらいの気持ちで付き合わないとしんどいので、ゆるくいきましょう。
あんまりおっぱいおっぱい書いていてはてなブログに消されないかと心配になり、試しに調べてみましたが、多分大丈夫っぽい。
はてなブログでは大丈夫でも、とかく産後の母乳話は母にとって地雷ですのでお気を付けください。
特に義父に言われるのはもうホントに、ホントに。